分類しない方が片付く!ワードローブ整理収納、逆転の発想

こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。

すっかりブログがご無沙汰になってしまいました。
10月・11月は1年の中で1番の繁忙期!
今年もスタイリストスクール第8期の開講や企業研修、お客様のお買い物同行にテレビでのスタイリング案件などなど、おかげさまで大忙しでした!

ワードローブ整理収納問題。まじめな人が陥りがちな、「沼」

分類しない方が片付く!ワードローブ整理収納、逆転の発想

さてさて。
そんな中でも、やはり衣替えの時期ということで、この1ヶ月は、ワードローブチェックのご依頼を多く頂いていました。

ワードローブに関しては、手持ちのもののどれを残してどれを捨てるかといった仕分けはもちろんですが、その収納方法も悩んでいる方が多いところです。

先日ワードローブチェックに伺ったお客様は、非常に真面目できちんとしなければと言った気持ちの強い性格の方でした。

5つの性格傾向別・カプセルワードローブの作り方

この服装心理診断でいうと、規律性が高いタイプの方。

そんなお客様の収納を見てみると、非常に細かくアイテム分けがされていて、しっかりと片付けることができさえすれば非常に見やすくて使いやすいクローゼットだなという印象……だったんですが。

実際のところは、毎日忙しく、完璧に整理された収納場所に片付けるというアクションがなかなか起こせない、とのこと。

で、どうしてるかというと、部屋の片隅に置いてあるハンガーラック・・・いわゆる「ちょい掛け」的なにものをかけたままという状態。「いつか片付けよう」と思いつつ、そこにどんどん服がたまっていってしまっていたのでした。

分類しない方が片付く!ワードローブ整理収納、逆転の発想
▲まあこんな感じになりがちですよねぇ、ハンガーラック。

便利だけど導入したが最後、ここに服がどんどんたまる「沼」に…

そこで私がおすすめした収納方法は、いわゆる「押し出し式」です。

忙しい人ほど試して欲しいワードローブ整理収納法は「着た服をただ戻すだけ」

かの有名な『「超」整理法』で野口悠紀雄氏が提唱したのが、使った書類をただ使った順に左から並べていくという「押し出しファイリング」。書類やファイルを分類して収納するのではなく、単純に使った順に並べておくという整理術です。

これ、実はワードローブでもとても有効な方法なんです。

前述のお客様のような「規律性」が高い人の場合、きちんと綺麗に片付けたいと思うあまり、細かく分類するなど、完璧だけどちょっと手間がかかる収納法を採用しがちです。

でも、いくらきちんとしたいという気持ちがあっても、忙しい毎日の中でそんな手間のかかる収納方法を続けてはいかれません。
ちょい掛けにかけて「いつかちゃんとしまおう」と思う日がどんどん増えて、最終的には完璧な収納どころか、「服出しっぱなし」な状態に……。
そして収納すべきものがたくさん溜まってしまうと、再度完璧に収納するのはかなり骨が折れます。

しかし、押し出しファイリングのように「着た服をただ順番に戻すだけ」であれば、とりあえず使ったものや洗い上がったものを手前にかけるだけなので、何も考えずに行うことができます。

ワードローブの整理収納を「使った順」にする本当のメリット

そしてこの「ただ戻すだけ」収納には、片付けが簡単ということ以外にもたくさんのメリットがあるんです。

一番大きいのは、自分がよく着るもの・着ないものが一目瞭然になるということ。
着たものからどんどん左に戻していけば、着ていないものはどんどん右に押し出されていくからです。

分類しない方が片付く!ワードローブ整理収納、逆転の発想

分類しない方が片付く!ワードローブ整理収納、逆転の発想

入れ替わりの激しい部分だけが日々稼働しているワードローブとなりますので、ここを観察すれば

・自分にとって必要な洋服の枚数
・よく着る色柄や、逆に、買っても結局着ないような洋服はどんなものなのか

などもはっきりと見えてくる訳です。

綺麗にアイテム別に収納してしまうと、そのあたりが感覚でしか捉えられず、傾向を分析するところまでなかなかたどり着けないでしょう。

そしてもし思い切り断捨離をして洋服の枚数を減らしたいのなら。
まずはこの収納法によって右端、もしくは奥側に追いやられたまったく着ていない服たちをばっさり捨てればよいのです。考える必要ナシ!

また、着た順に戻していけば、一緒に着たスカートとシャツは隣り合わせでハンガーラックに戻すといったように、自然と洋服をコーディネートした組みあわせで戻していくことになります。
そうすれば、次に着るときに組みあわせを考える必要がなくなります。取りあえず隣に置いてある服を組み合わせた実績がある、ということがわかるわけですからね。
逆に、同じような組みあわせできることを防ぐこともできます。なるべく遠い位置同士にある服を組み合わせればいいんです。

考えずに、ただ使った順に戻すだけで、様々な情報がクローゼットに蓄積されていくこの方法。
私としても、お客様にこの方法を採っておいていただくと、シーズン終わりにクローゼットを見れば着た服やコーディネートの傾向、癖なんかが手に取るようにわかってアドバイスしやすくなるので、かなりオススメしています。

洋服のコーディネートだけでなく、収納や整理も、自分の性質を把握して、一番自分に合っている方法を取ることがとっても大事なんですよねぇ・・・。

 

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久野梨沙 Risa Hisano

スタイリスト・服装心理カウンセラー久野梨沙

(株)フォースタイル代表取締役、(社)日本服装心理学協会代表理事。

大手アパレルメーカーで年間売上総額60億円に上るアパレル商品を手掛けた経験と、 心理カウンセラーとしての知識を活かし、独自の「服装心理学に基づくパーソナルスタイリング」を生み出しました。
All Aboutファッションガイドなどファッションライター、セミナー講師としても活躍中。

プライベートでは2016年生まれの男児を育てる1児の母。

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