冷房対策のカーディガン、着たいのにどうしても垢抜けないのはなぜ?!

冷房対策のカーディガン、着たいのにどうしても垢抜けないのはなぜ?!

こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。

 

冷房対策のカーディガン、着たいのにどうしても垢抜けないのはなぜ?!

 

天気が不安定な梅雨時から、冷房がきつくなる真夏まで。バッグの中にカーディガンを入れて出かけるって人、多いんじゃないでしょうか。

 

この、気温・室温対策用のカーディガンについて、「何を羽織ろう」「体型に合わないので持っていない」というお悩みが、オンラインサロン「服装心理lab.」の会員専用チャットに寄せられました。

 

冷房対策のカーディガンはコンパクトに持ち歩きたいので、大抵ロングカーディガンは選ばれず、普通丈のカーディガンが選ばれますよね。この、腰骨前後の普通丈カーディガンを苦手に感じている人、実は結構多いんです。

なんだか似合わないので仕方なく無難で安いものを選びつつ「ま、所詮冷房が効いているところで着るだけだから」と自分をごまかしている、という人。

でもせっかく買うんだったら、ファッションとしても自信を持って着られるものの方がいいですよね?

 

カーディガンを苦手に感じやすいのは、V型体型

冷房対策のカーディガン、着たいのにどうしても垢抜けないのはなぜ?!

 

こんな風にカーディガンを苦手だと感じやすいのは、フォースタイル体型診断の中でいうと、V型体型の人です。

V型とは、肩幅や胸の厚みなど、上半身のボリュームが目立つタイプの人のことです。

フォースタイル体型診断の分類・セルフチェックはこちら

 

V型さんって、「ロングカーデはいいけど、普通丈のカーデはちょっと苦手」って人多いんですよ。 それはなぜかというと、V型体型は重心低めのコーデの方が似合うから。

冷房対策のカーディガン、着たいのにどうしても垢抜けないのはなぜ?!

 

こんな風に、V型シルエットに2種類の線を引いてみました。これが、トップスの丈だと思って下さい。

左のように高い位置に線があるより、右のように低い位置に線がある方が、肩幅が目立たなく感じませんか?

上半身にボリュームがあるV型は、トップスの丈を伸ばすことで上半身を長く見えるようにすると、その分、横幅がや厚みが目立ちづらくなりすっきり見えます。横の辺が同じ長さの長方形が2つあった時、縦の辺より長い長方形のほうが細く見える錯覚の原理と同じ。

 

ですから、重心を低く見せる=ウエスト位置を低くしたり、トップスの丈を長くするほうが似合う・・・・・・というわけなんです。

 

そういった理由から、V型さんはロングカーディガンはとても得意。でも、冷房対策として持ち歩くには、ロングカーディガンはちょっと嵩張りますよね。

 

また、ロングスカートを履くときなんかは、やっぱり短い丈のカーディガンを合わせたいなと考えるもの。そんなときにも、なかなかしっくり来るものが見つからなくって悩みがちなのが、V型体型の人。

 

 

V型体型の「ロングカーデ以外は無理!」を払拭するカーディガン3選

そんなお悩みを自分で解決しようとするとき、V型さんがよく選ぶのがストール。「カーディガンは苦手だし、寒いときにストール羽織ればいいか」っていう感じで。

でも仕事中とか、子供を連れているときとか、ストールを羽織るだけだと落ちてきてしまって機動力下がるわーってことないですか?

 

そんなときには、「ストールにボタンが付きました〜」的な形のカーディガンを選ぶと◎。

 

 

 

例えば、こういうアイテム。慣れると何通りにも使えて便利です。

また、「カーディガンが苦手なら袖だけ足せばいいじゃない」的な感じで、こういうボレロ的なものをお勧めすることもありますね。

 

 

こういうアイテム、モノによっては前から見ると本当に袖だけ来てる感じになるので、見慣れないうちは違和感かもしれませんが・・・でも、袖だけを付け足すことが出来るので、似合うトップスを着ていれば、重心問題は解決します。

で、最後が超本命。

 

 

こういう前下がりのアシメ裾のカーデ。これはまさにV型三への最適解❗

前下がりなので重心下がる、けどサイドと後ろは普通丈なのでコンパクトにたためますし、もちろんロングスカートとの相性も🙆✨️

 

ちなみにこのカーデ、実はビーチウエアなんですけど、夏に使える羽織りものを見つけたい時、ビーチウェア、意外と使えます。

リゾートっぽいワンピースやスカートの上に羽織りたいときには特にお薦め。しかも素材がかなり軽くてくるくる丸めると本当に小さくなりますしね。

 

もっとリゾートモード増し増しで良いなら、「ビーチガウン」とか「ビーチカバーアップ」とかで検索すると色々面白いもの見つかりますよ!

 

 

こういうのとか、

 

https://www.instagram.com/p/B6y-jBqDlVE/?utm_source=ig_web_copy_link

 

こういう明るい色柄もビーチウェアならではで、楽しいですよね。

 

こーんな感じで、オンラインサロン服装心理lab.には、ふと服選びに悩んだときにすぐ相談できる環境があります。

悩みをすぐ解決できたり、自分のコーデにアドバイスをもらえたり。毎日少しずつおしゃれが改善されていく楽しさを、1人でも多くの人に味わって欲しい❗

 

 

会員さんからはこんな嬉しいお声も・・・・・・😭

ご入会は以下のリンクから、お待ちしてまーす!

 

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オンラインでおしゃれが学べる 服装心理lab. 
2月のテーマは「『心の感じ』をとらえる・気づくファッションセラピー」

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週1のメールレッスンと、月1の動画レッスン、そして毎日使える会員専用チャットで、自分のおしゃれをじっくり磨けます。

2023年2月のレッスンテーマは「『心の感じ』をとらえる・気づくファッションセラピー」

自分の服を選ぶのに当たって「これは似合うかな?」とか、「会社に着ていってもおかしく思われないかな?」といった他人軸でばかり考えてしまう人、多いですよね。
また、着回しとかコスパといった理論だけで判断してしまいがちな人もいるでしょう。

でもそれって、本当にあなたが着たい服ですか?

他人軸や理論だけでなく、自分の「気持ち」でも服を選べるようになると、おしゃれの体験はもっと奥深いものになります。
そこで2月のメールレッスンでは、自分の気持ちにフォーカスして服を選ぶことについて「フォーカシング」という心理療法を応用しつつ、そのメリットと方法についてお伝えしていきます。

服を通じて、自分の内面とじっくり向き合う1ヶ月を過ごしましょう!

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久野梨沙 Risa Hisano

スタイリスト・服装心理カウンセラー久野梨沙

(株)フォースタイル代表取締役、(社)日本服装心理学協会代表理事。

大手アパレルメーカーで年間売上総額60億円に上るアパレル商品を手掛けた経験と、 心理カウンセラーとしての知識を活かし、独自の「服装心理学に基づくパーソナルスタイリング」を生み出しました。
All Aboutファッションガイドなどファッションライター、セミナー講師としても活躍中。

プライベートでは2016年生まれの男児を育てる1児の母。

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