ショップ店員さんと話が合わないのは、「おしゃれの前提条件」が違うから【服装心理lab.】

ショップ店員さんと話が合わないのは、「おしゃれの前提条件」が違うから【服装心理lab.】

こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。

12月1日から活動開始するオンラインサロン「服装心理lab.」。活動開始まで、いよいよあと2日となりました!ドキドキドキ・・・

 

服装心理lab.」の入会時のリターンとして、全員もれなく「服装心理診断」が受けられて結果レポートがもらえる、というのがあります。

今日の動画では、その服装心理診断についてご紹介しています。

 

 

服装心理診断では、着想行動(服を着たり、服飾品を身に付けたり、お化粧をしたりといった装う行動)に強く影響する5つの価値基準のうち、それぞれをどの程度強く持っているかをテストを通じて点数化します。

 

5つの性格傾向は以下の通り。

 

5つの性格傾向別・カプセルワードローブの作り方

服装心理診断について、詳しくはこっちの記事なんかもわかりやすいかも。

 

さて。

服装心理診断は、単純にこの5つのうちのどのタイプかを診断するものではなく、この5つの要素をそれぞれどれくらい持っているか、数字で細かく結果が出るテストです。

 

自分で上図を見て「あー、わたし『規律性』が高いかも」と思っていても、いざ診断テストを受けてみると「規律性」と「一般性」が同じくらい高くて、それがおしゃれの悩みを深くしていた・・・なんてことがあったり。

自分でも気づいていない自分の価値観や思考の癖に気づくことができるんです。

 

人は誰でも、つい自分の感じ方や考え方が「普通」だと思いがち。

 

例えば、ショップ店員さんのセールストークに、こんな風に疑問を持ったことはないですか?

 

何かのアイテムを手に取ったときに、

「あー、これ、私も持ってるんですよー!今一番人気なんです!!」って声かけられて。

その店員さんと同じアイテムでも別に嬉しくないしな・・・と思って試着する気も失せてしまった。なんであんな声掛けするんだろう?

 

どう考えても私には派手すぎるワンピースなのに

「それくらいのほうが周りと差が付いていいですよー!」

って言うけど、「差が付く」んじゃなくて「浮く」の間違いじゃない・・・?

周りと差なんてつけたくないよ・・・

 

どちらも、店員さんがよく言いがちなセールストークですが、こんな風に感じてしまうお客様はとても多いです。

マイナスになることもあるこんなセールストーク、どうして言ってしまうんでしょう?

 

それがマニュアルだから?もちろん、それもあるかもしれない。

でも多分、言っている販売員さんは、本当にそれが良いことだと思って言っているんです。

 

一番人気のアイテムを着られたら嬉しいし、

どうせおしゃれをするなら周りと差を付けたい。

 

これが、その販売員さんの中の「おしゃれの前提条件」だった、ということ。
そして皆そう思ってるでしょ?と疑いもしていないから、前述のセールストークがすらすらと出てきてしまうわけです。

 

おしゃれに対してお互いが持っている価値観が違えば、おしゃれの話をしても全く食い違ってしまうし、よかれと思ってのアドバイスも的外れになってしまう。

いくらファッション理論を知っていたって、目指すゴールが違う人からアドバイスをもらっても何にも使い物にならないんです。

 

だから、服装心理lab.では、会員さん全員に「服装心理診断」を受けて頂きます。

この結果を開示しあうことで、それぞれの「おしゃれの前提条件」がわかるから、

 

「私はこう思うけど、○○さんはきっとこう感じるだろうからこっちの着こなしの方が良いよね」

「あー、この買い物の仕方、△△さんっぽい!」

 

みたいな、「あなたたち、中学校時代からの親友?」みたいなノリのトークがすぐに出来る。

 

お互いの違う価値観が目に見えるからこそ、尊重できる。違っていても、わかりあえる。

そんな心地の良い居場所になるはずです。

 

ああ、既にご入会済みの方、楽しみにしてて下さいね!どんなタイプの人が集まってくれたんでしょうね?! 早く服装心理診断の結果で語り合いたい!!

 

ちなみにこの服装心理lab.、定員が集まり次第一旦入会を締め切りますが、仮に定員に達さなかったとしても、年内で一度入会を締め切ろうと思います

というのは、「同期」のつながりを作って欲しいんですよね。小さな輪で一度しっかりつながりを作ってから、人数を広げていきたい。

 

なので、年内に入会しておかないと、しばらく入れません。ご了承下さい。

始動は12月1日(日)から。駆け込みご入会お待ちしています!!

 

おしゃれの呪いを解いて、自分を好きになる。ー服装心理lab.ー – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

オンラインでおしゃれが学べる 服装心理lab. 
2月のテーマは「『心の感じ』をとらえる・気づくファッションセラピー」

大人のためのおしゃれの学び場「服装心理lab.」はおしゃれの”超”基本と服装心理学を学べる月額制サービス。
週1のメールレッスンと、月1の動画レッスン、そして毎日使える会員専用チャットで、自分のおしゃれをじっくり磨けます。

2023年2月のレッスンテーマは「『心の感じ』をとらえる・気づくファッションセラピー」

自分の服を選ぶのに当たって「これは似合うかな?」とか、「会社に着ていってもおかしく思われないかな?」といった他人軸でばかり考えてしまう人、多いですよね。
また、着回しとかコスパといった理論だけで判断してしまいがちな人もいるでしょう。

でもそれって、本当にあなたが着たい服ですか?

他人軸や理論だけでなく、自分の「気持ち」でも服を選べるようになると、おしゃれの体験はもっと奥深いものになります。
そこで2月のメールレッスンでは、自分の気持ちにフォーカスして服を選ぶことについて「フォーカシング」という心理療法を応用しつつ、そのメリットと方法についてお伝えしていきます。

服を通じて、自分の内面とじっくり向き合う1ヶ月を過ごしましょう!

ご入会はこちらから。「学び放題」プランを選べば過去の約190本のコンテンツが読み放題です!

 

久野梨沙 Risa Hisano

スタイリスト・服装心理カウンセラー久野梨沙

(株)フォースタイル代表取締役、(社)日本服装心理学協会代表理事。

大手アパレルメーカーで年間売上総額60億円に上るアパレル商品を手掛けた経験と、 心理カウンセラーとしての知識を活かし、独自の「服装心理学に基づくパーソナルスタイリング」を生み出しました。
All Aboutファッションガイドなどファッションライター、セミナー講師としても活躍中。

プライベートでは2016年生まれの男児を育てる1児の母。

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