「毒親」からかけられたおしゃれの呪いが解けた事例とそのきっかけ

パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラー久野梨沙

こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。

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毒親のせいでおしゃれが苦手になってしまう人はとても多い

田房永子さんという漫画家さんがいます。

「毒親」や「産後クライシス」など、家族に関する心の悩みとそこからの解放を、実体験を元にエッセイ漫画にしている人気漫画家さんです。私は、妊娠をきっかけに以下の本を知り、そこから他の著作も読み進め、Twitterもフォローするようになりました。

 

その田房永子さんが、また今とても興味深いWEBコラム連載を書かれていて、それに関して以下のようなツイートをしたところ、いろいろな共感の声を頂きました。

ここで紹介したこのブログ記事でも書いたように、いわゆる「毒親」に育てられた人は、おしゃれを苦手に感じる人が多いようです。
特に母親が、娘が自分で服を選ぶようになったタイミングでそれをとことん否定するケースがとても多く、完全に自信を失ってしまうためです。服は自分自身と深く結びつきやすいので、服を否定されることでおしゃれが苦手になるばかりか、外見全般、さらには自分そのものへの肯定感が失われ、おしゃれに限らず全般的に自信がなくなってしまったという人にも多く出会ってきました。

 

毒親の「呪い」から解き放たれた事例

「あなたにはファッションセンスがない」
「あなたが選ぶ服は全部ダサイ」
「お母さんの選んだ服を着ていれば間違いないのよ」

といった毒親のいわば「呪い」から解き放たれるためにやることとして、この記事では心理カウンセリングなどを通じて、おしゃれが苦手になってしまった原因やきっかけをまず認識することとお伝えしました。
「呪い」は、かけられた経緯が無意識下に押し込められてしまうとより強力になります。
でも、いつどこでかけられたものなのか、しっかり自覚して向き合えれば、解けるまであと少し。

 

例えば、こんなお客様がいました。

私はとにかくファッションセンスがない、特に色使いが全然わからない、という女性。
でも、着ている服からはそんな風にはとても思えません。

こう思い込んでしまったのには、何か理由があるはず・・・と、小さい頃の話を聞きつつ糸口を探っていると、昔から絵を描くのが趣味で、すごく得意だと話してくれました。
その絵には、様々な色をたっぷり使うんだと言うのです。

ここからは、その時の会話を再現してみましょう。

 

久野梨沙
その、絵の色使いには特に悩んだりはしないんですか?
Aさん
はい、絵ならなぜか色使いには悩まないんですよね。
久野梨沙
そうですか・・・・・・。絵は昔から周りの人にもよく褒められましたか?
Aさん
そうですね。滅多に褒めない母親も、「あなたは絵だけはうまいわね」って言ってくれてましたね。
久野梨沙
・・・・・・。お母様、あなたのファッションに関してはなんて仰ってました?
Aさん
いや、昔っから「本当にファッションセンスがないわね」「あなたが選ぶ服の色が全部おかしい!」って言われてました。
久野梨沙
そうですか。でもAさん。絵の色使いが上手で、服の色使いだけ極端におかしくなることは一般的には考えづらいんです。色の根本的な理論は服も絵も同じですから。 で、私の目から今のAさんの服を見ても、色使いがおかしいとは感じません。
Aさん
・・・・・・。そう、ですよね・・・・・・。
久野梨沙
もしかして、小さい頃からお母さんに服に関してそんな風に言われたことで、自信を無くしてしまった、ってことはありませんか?
Aさん
ああ・・・・・・。そうかもしれないです・・・・・・。

※内容は、個人が特定できない程度に多少変えています

 

この後、続けて掘り下げていく中で、Aさんは過去母親からかけられた様々な「呪い」に気づきました。

もちろんお買い物同行にも行きましたが、服装をがらっと変えることはありませんでした。
だって元々似合う服を着ていましたから。
それを確認するのがメインで、少し買い物しただけで終わりました。

 

でもその後のAさんの変化はすさまじく、突如転職し、家を出て、結婚相手を見つけて、実家から遠いところへ引っ越していきました。
特に家を出てからのAさんの変貌ぶりは目を見張るほどで、どんどん表情が明るく、自信に満ちていったのです。

 

毒親からかけられた「おしゃれの呪い」が解けたポイントは何だったか?

Aさんのカウンセリングでは、「絵も服も色彩理論は一緒」という知識を得たところがターニングポイントでした。

 

「呪い」は、それを発するものの理不尽な思い込みや願望のかたまりです。
ですからそれを解くには、「理論」で一つずつつぶしていくのが有効です。

これは心理学で言う「論理療法」と呼ばれるやり方。
論理療法では、「人の悩みは物事の受け取り方に問題がある。そこには全く事実に基づかない思い込みがある」と考え、その「思い込み」を「イラショラル・ビリーフ(直訳すると「非合理的な信念)」と呼びます。
私がこの記事で「呪い」と呼んでいるのが、まさにこの「イラショラル・ビリーフ」です。

イラショラル・ビリーフ・・・Aさんの場合には、「服の色使いがおかしい」「ダサイ」ということが、本当に事実に基づくのか、一つずつ客観的に見ていくことが有効なわけです。
そして、「絵も服も、色彩理論は一緒なのに、服だけ色使いが変なんて、あり得なくない?」っていう論理に気づいたことで、「呪い」ががらがらと崩れていきました。

 

ファッション分野に「呪い」が多い理由

パーソナルスタイリスト久野梨沙

このイラショラル・ビリーフ、つまり「呪い」。
ファッション分野にはとても多いんです。
「痩せてなければ服が似合わない」とか「私は何を着ても何となく垢抜けない」とか。

それは、ファッションを感覚的なものだと思ってしまっている人が多いからです。
でも、ファッションにもしっかりとした理論があります。
それを知れば、自分がかかっている「呪い」が論理的に破綻していることに気づけます。

太ってても服が似合う人はたくさんいますし、何を着ても垢抜けないなんてあり得ない。
ファッションの理論を知ることは、世の中に溢れる「呪い」からあなたを自由にする方法です。

服は毎日着なければいけません。そこに呪いがあるのは、あなたの人生にうっすらとかも知れませんが、確実に長い影を落とします。
「呪いにかかっているかも」と思ったら、ファッションの法則をぜひ学びに来て下さい。

 

直近では、ビジネスカジュアルをうまく組み立てるための法則を学ぶ「オフィスカジュアル術セミナー」があります。
実はもう満席になっているのですが、もう少しお申込があるようなら、会場を拡大しようかと思っています。
「呪い」に悩んでいるなら、ぜひ会場で私に「親にこんなこと言われたんですけど正しいですか?」と直接聞いて下さい。呪いを解く糸口を一緒に見つけましょう。

 

 

 

オフィスカジュアル術 セミナー詳細

日時:
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前半 13時〜14時30分 TPOに合わせたオフィスカジュアルの選び方
後半 14時45分〜16時15分 似合う色を取り入れて自分らしいオフィスカジュアルに

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フォースタイルサロン
東急東横線・祐天寺駅から徒歩3分

料金:
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