こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。

顔色が悪くて、自分の顔を鏡で見るのもイヤ・・・そんなときは

年齢を重ねてくると、「なんだか、顔色悪いなぁ・・・」って感じること、増えますよね。
私は元々は唇の色が比較的濃い方だったので顔色が悪く見えることが少なかったんですが、産後、鏡を見て「顔色悪っっ!」と驚くことが劇的に増えました・・・・・・。加齢、ですかね・・・・・・。
ふと覗いた鏡の中の自分や、ガラスに映った自分の顔色が悪いって、気分まで落ち込むものですよね。

解決策として「明るい色の服を着よう」なんてよく言われたりします。
私がお客様のスタイリングをするときにも、まずはパーソナルカラー診断で似合う色を把握して、顔色がよく見える色物を提案することが多いです。

でも中には
「明るい色の服を着ることに抵抗がある」とか、
「仕事の関係で色物はあまり着られない」
なんて方もいらっしゃいます。

 

今回は、そんなお客様のために私がよくやっている「色物を使わずに顔色を明るく見せるアイテム選び」をお伝えします!

 

光る素材のトップスを着てみよう

 

明るい色じゃなくても、光沢感のある素材のトップスを着るだけでも顔色が明るく見えやすくなります。
例えばつるつるした「サテン地」と呼ばれる生地や、ラメの入ったニット、ナイロンなんかでもかまいません。
あまりに光るものは苦手でも、普段着ているものより少し光るだけでも良いのでチャレンジを。

光りが反射して顔に当たってくれるので、例え色が黒やグレー、ネイビーでも、マットな質感のものを着るより顔周りが明るく見えやすくなります。

 

顔周りに明暗のコントラストを付けてみよう

 

顔周りに暗い色と明るい色をコーディネートするのも効果があります。
黒いジャケットのインナーに真っ白なカットソーを合わせたり、逆に淡い色のカーディガンを着るならインナーを紺などの暗い色にしたり。

また、白いカットソーを1枚着てさびしく感じたら、紺や黒などのカラーストーンのネックレスをすると顔周りが締まって綺麗に見えることもあります。

 

顔に近い位置にデザインアクセントを持ってこよう

 

最後のテクニックは、顔周りにコーディネートの中で一番目を惹くようなアクセントを配置する、というもの。
襟周りにリボンやフリル、ビジューが付いているものを選ぶとか、大きめのピアスをするとか、大ぶりのネックレスをする・・・・・・などなど。

顔周りにコーディネートの中で一番目立つものを持ってくればよいだけなので、派手なデザインものは恥ずかしいという場合には、敢えてコーディネートを超シンプルにしておけば、少し大きめの粒のパールのネックレスをするだけでそれが一番目立ちます。
このくらいのデザインアクセントなら取り入れやすいのでは??

 

ここからはパーソナルカラーについて知っている人向けですが・・・・・・

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パーソナルカラーシステムについて理解がある人向けに補足すると、「顔色が悪い」って悩む人って、SpringタイプかWinterタイプの人がほとんどなんです。
SpringやWinterに似合う色ってかなり鮮やかな色が多く、そんな色を「元々普段から着てました!」なんていう人は少ないので、どうしても顔色がよく見えないコーディネートに陥りがち。

ですので、今日ご紹介したテクニックは、主にSpringもしくはWinterタイプの人が取り入れるとよい質感やデザインのテクニック。
パーソナルカラーシステムに関する理解が深ければ、「明るい色を着なきゃ顔色が明るく見えない」とされがちなSpring/Winterですら、色を使わなくてもこれだけ顔色を明るく見せるアイディアが浮かぶはずなんです。

 

だから、パーソナルカラー診断を受けたとき、もし似合う色が好きじゃない色だったとしても、無理に着る必要はありませんよ!
その色を着る以外に、顔周りを明るく見せる方法が絶対にあるはずですから!

 

ちなみにSummer/Autumnタイプの人の中には、レアケースではありますが「顔色をよく見せようと鮮やかな色を着ることで、逆に顔色を悪く見せている」という場合も。
「今回ご紹介したテクニックでもあんまり顔周り明るく見えないんだけど!」っていうあなたは、逆転の発想で、敢えて顔周りに暗い色かうすーーい色を持ってきてみて下さい。
きっと「顔色悪く見えると思って避けてた色のほうが、顔色よく見える!!」って驚くはずですよ〜。

 

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