こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。
さて、今季も様々なお客様のパーソナルスタイリングを担当しておりますが、みなさんが「あーー、私おしゃれになってよかったーーー」と思うポイントって、本当に人によって違うんですよね。
この記事の内容
何のためにおしゃれをするかは、あなたが「認められたい人」を表している
例えば、転職をして新しい職場に行くために服を揃える人は、新たな同僚や上司に認められたい人ですし、婚活に向けて服を揃えるのは、異性に自分を認めてもらうためですよね。
でも中には、自分一人で過ごす時間のための部屋着にも手を抜きたくない、という人がいます。
そんな人は誰に認められたいのでしょうか?
それは、自分に、です。
自分の中で「私はこうあるべき」「こういう私でいたい」という理想像をしっかり持っているからこそ、一人の時間でも「適当な格好でいいやー」とは思えないわけです。
あなたの評価基準は「自分軸」?それとも「他人軸」?
自信をつけるためには、自分が誰から認められれば満足できるのかを知っておく必要があります。
人間は大きく分けて、評価基準が自分の中にある人と、外にある人の2種類に分かれます。
【自分軸タイプ】
何事においても自分が納得しないとダメな人。自分の内側に評価基準があり、自己実現欲求が強いタイプ。仕事でも上司に評価されることより自分が納得できたかどうかで満足度が決まる。自分が納得できるレベルに達していれば、自信を持てる。
【他人軸タイプ】
周りの人に喜んでもらえることで満足感を得られる、評価基準が外側にあるタイプ。自己実現を追求するより、他者の役に立つことに喜びを感じ、誰かに認められることに自分の価値を見いだす。
どちらに当てはまるのか迷ったら、自分が次のうちどちらに近いのか、ちょっと考えてみて下さい。
よく着る服は・・・
A.自分が気に入っている服。店員さんから薦められたり友達から褒められても、自分が気に入らなければ結局着なくなってしまう。
B.誰かに褒められた服。もともと気に入っていなくても、友達や家族など自分の信頼している人から褒められると途端にお気に入りに昇格!逆に自分が気に入って買った服でも、周りからあまり褒められないとだんだん着なくなってしまう。
Aに当てはまる人は、自分軸タイプ。逆にBに当てはまる人は、他人軸タイプです。
満足のいくおしゃれをするためには、自分の評価基準をしっかり認識すること!
自分軸タイプの人が洋服の買い物に行って、店員さんから「この服、とっても人気なんですよー!実は私も買いましたー!」と言われると却ってその服を買う気が失せる・・・というのはよくある話。
そういうお声かけをするのは、その店員さんは他人軸タイプで、誰かから人気だったりお墨付きをもらった服を買いたい!と思うタイプだからなんですね。
相手も自分と同じように考えるはず・・・そんな風に思っているからこそ、こういったすれ違いが起こってしまうのです。
ですから、自分が満足いくおしゃれをするためには、まずは自分が「自分軸」で物事を判断するのか、それとも「他人軸」が強いのかをまずしっかり認識しておきましょう。
洋服を買うときに悩んだときも、自分軸か他人軸かを知っていれば、決断がしやすいと思いますよ。
大人世代に必要なおしゃれの知識が学べる、服装心理lab.
9月のテーマは
「体型タイプ別に知る、服のサイズ感」
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9月のレッスンテーマは「体型タイプ別に知る、服のサイズ感」。
似合うかどうかに加え、服がおしゃれに見えるかどうかの重要な要素が、「今っぽい」かどうか。
そしてその「今っぽさ」の鍵を握るのが、服のサイズ感です。
サイズ感は、今の主流のシルエットと自分に似合う大きさ・形を掛け合わせた概念。トレンドのシルエットがだんだん細身に移行しつつある今、自分に適したサイズ感の知識をアップデートしておきましょう。
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