思い込みや決め付けに注意!

先日、カウンセリングにいらしたお客様に、こんなご質問をいただきました。
「ある本で、トップスよりパンツの方の色を
濃くしなきゃいけない、というのを
読んだことがあるんですけど
いつもそうしなきゃいけないんでしのうか?」
まず先に、このご質問への答えからいくと
NO!!
です。
もちろん、ボトムの色を濃くすることは、
バランスをよく見せるテクニックの一つではありますが、
そうでなければ、バランスがたちまち崩れてしまうかといえば
そんなことは決してありません。
こんな風に、ファッションに対する思い込みって
意外と多いもの。
ファッションに限らず、
かつてのメディアや世間の風潮は
いろいろ「決め付け」のようなものが多かったですよね。
でも、今はあくまで、「個」を大事にする時代。
「こうじゃなければ」という思い込みをはずして、
ファッションも楽しむ時代です。
極端な話、
「おしゃれじゃなきゃいけない」
っていうことさえ、思い込みと言ってもいいくらいです。
だって、ものすごくおしゃれであることが
不利益を生むシーンや、立場、環境も
あると思いませんか?
だから、私たちパーソナルスタイリストにも
思い込みは禁物。
フォースタイルのカウンセリングでは、
そもそもこのお客様に必要なのは
どんなおしゃれなのか、から
じっくり組み立てることを行います。
「もっとダメだしされるかと思った。。。」
とみなさん安心なさるのですが(笑)
そのお客様のことを何も知らずに
ファッション業界の思い込みだけで
ダメだししてしまうことほど、
怖いことはありません。
ですから、いろいろな思い込みに囚われて
まっすぐにおしゃれを楽しめないときこそ、
フォースタイルに駆け込んでもらいたいと思っています。
iPhoneからの投稿

久野梨沙 Risa Hisano

スタイリスト・服装心理カウンセラー久野梨沙

(株)フォースタイル代表取締役、(社)日本服装心理学協会代表理事。

大手アパレルメーカーで年間売上総額60億円に上るアパレル商品を手掛けた経験と、 心理カウンセラーとしての知識を活かし、独自の「服装心理学に基づくパーソナルスタイリング」を生み出しました。
All Aboutファッションガイドなどファッションライター、セミナー講師としても活躍中。

プライベートでは2016年生まれの男児を育てる1児の母。

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