夏のスカートと足元のコーデ方法
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こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。

 

この時期、女性のお客様から多いコーディネートのご質問。
先日のお買物同行でも、またご質問がありました。

それは、

「スカートを履きたいんだけど、
タイツもブーツも履けないこの時期、
足元をどうすればよいかわからないんですが・・・」

というもの。
この疑問、特にヒールを履きたくない方に多いのです。

秋冬は、ヒール無しでもブーツを合わせてしまえばなんとなくまとまる気がする。
だけど夏は、生足にヒール無しのサンダルでは、
なんだか脚もあまりキレイに見えないし・・・
ということで、ついついパンツに逃げがちです。

この解決方法は、
もう少し深くその人の疑問を掘り下げてみると見えてきます。

1.ヒールを履くと脚が疲れるから履きたくない、
だからスカートも履けない!というタイプの場合

確かに、ヒール付の靴なら、
どんなスカートでも比較的似合いやすくなります。

もし脚が疲れるのが問題と言うことなら、
「疲れないヒール靴」があれば問題は解決します。

 

「コンフォートパンプス」と呼ばれるジャンルの靴なら、ヒールがついていても、

・クッションがしっかりしていて衝撃吸収性が高い
・幅が比較的広く、足に当たりづらい
・ヒールが太い、もしくは上記の靴のように
ウエッジソールと呼ばれる前からつながっている形で、
安定性が高い

といった理由で、疲れにくくなっています。

「このヒール靴なら履ける!」というものが見つかれば、
一緒にスカートを買っても無理なくはきこなせる方が多いです。

 

2.生足を出したくない、
でもストッキングなども履きたくないというタイプの場合

「スカートの女性らしい雰囲気さえあればよい」ということであれば、
ロングスカートがお勧め!
ロングスカートなら、ぺたんこサンダルからスニーカーまで
相性良くコーディネートできますよ~。

この夏は大ブームになったことで、
丈も柄もバリエーションがたっぷりなので、
背が低い人でも似合う物が見つかるはず。

冬になると、アウターとの相性を考えなければいけず、
着こなすのが難しくなるアイテム。
夏のうちに楽しみましょう!

薄すぎない素材を選べば、
秋口にブーツと合わせても着られるのでセールでぜひ探してみては?

3.ヒールもロングスカートも履きたくない!
という場合には・・・

一番難しいケース(笑)!
もし、ぺたんこシューズでロングスカート以外のスカートを
履きたいのであれば、
膝下が少しでも長くすっきり
キレイに見えるような形・丈

を選びましょう。

ヒールがあると、膝下が長く見えますよね。
でもヒールがないわけですから、
いつもより少し短い丈のスカートを選んだ方がよいかもしれません。

相当背が高い人でない限り、長くても膝上。
場合によっては膝上5cmくらいでちょうどよいことも。
私がスタイリングするときは1cm単位で足の見え方をチェックして、
ベストな丈にお直しします。

足の形に合わせて、形も慎重にセレクト。
フレアスカートがよいのか、
プリーツスカートがよいのか、タイトスカートがよいのか。
「フレアスカート」と一口にいってもその広がり方は様々ですよね。
自分で探すなら、相当数試着するつもりで!

そんな風に慎重に選べば、
ぺたんこ靴でも似合うスカートにきっと出会えます。

ヒール靴でなくても履けるスカートの形・丈を一度知ってしまえば、
同じようなものを買足していけばいいのですから楽になりますよ~。

「プロに似合うスカートを見極めて欲しい」という方は、
以下のコーディネートレッスンもお薦めです。
体型診断を通じて、スカートだけでなくトップスとの関係性についても似合うものをじっくり学べます。

 

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