衣替え後の「去年何着てたっけ?」病

東京はいよいよ本格的に涼しくなってきました。
先週末はお買物同行のご予約がびっちりで
あちこちの商業施設におりましたが、
どこも秋物のショッピングのお客様で賑わっていました。

この時期、新規のお客様にパーソナルスタイリングをご利用いただく機会が
多くなりますが、

「衣替えしたんですが、去年何を着ていたんだろうって思うほど
着る服が見当たらないんです・・・」

とおっしゃる方が多い!!

この気持ち、読者の皆様の中にも心当たりがある方が多いのでは・・・?

名付けて「去年何着てたっけ?」病(そのまま!!)。

これには、以下の4つの原因が考えられます。

去年と好みが変わってしまった

 

意外と多い、この理由。
実際には「着るもの」はあるんです。
でも「着たいと思えるもの」がない、という状態。

こういう症状が出るタイプの方の場合、
おそらく着られる状態のもの(傷んだりしていなくて着用に支障がないってことです)も
好みに合わなくなったら絶対にもう着ないでしょうから
それらは処分して、今の気分に合うものを買い直しましょう

それが「もったいない」と思ってしまうのは、
おそらく自分の「好みが変わるまでのターム」を把握せずに
買い物をしてしまっているから。

自分の好みは2年毎に変わる、とわかっていて
元から2年で捨てても惜しくない価格&質のものを買っていれば
もったいないことをせずに済んだわけです。

私が2年以上スタイリングを担当させていただいているお客様に関しては
こういった「好みの変化のターム」を把握していますので
その期間に見合ったお買物方法にしています。

この理由で「着るものがない」症状に陥ってしまっている場合は
今年は、着用期間を踏まえてお買物計画を立てましょうね。

去年も、着るものがないと思いながらごまかしていた

 

秋という季節は短いものです。
すぐに真冬が訪れます。

もしかしたら去年も「涼しくなったけど夏物を着ちゃえ~!」
秋を乗り切ってしまったのでは?

基本の秋物をそろえて、それに冬物をプラスするという
ワードローブ計画を立てていれば、
どのシーズンでも着るものがなくて困ることはないはずです。

今年こそ、秋物もしっかりそろえるタイミングかもしれません。

傷んでいることに気づいてしまった

しまいこんでいた秋物を久々に見たら
なんだか全部くたくたになっていて
袖を通す気が起こらない・・・・

ずっと着ていたときには目が慣れていて気づかなかった
服の生地の傷みやくたびれ感に、
しばらく見ないことで、改めて気づくこともあります。

あなたはまた目が慣れてしまうかもしれませんが
周囲の人からは傷んでいる服に見えています。
気づいたこのタイミングで処分して、新しいアイテムを取り入れてみては?

昨年の衣替えの時期にある程度処分してしまった

 

昨年の衣替えの時期に、
傷んだものや着なくなったものを処分したのであれば
着るものが少なくなっているのは当然です。

このタイプの場合には、今あるアイテムは既に厳選されたものですから
不足しているアイテムを効率よく買足しさえすれば
ワードローブの最適化がすぐに叶います。

秋物は今が一番品揃えが充実しているタイミングですから
今のうちに買足しをお勧めします!

さて、「何着てたっけ病」の原因はわかりましたか?

上手なおしゃれのためには、
自分のワードローブ管理の癖をしっかり把握しておくことも
とても大事です。

「何を着よう」と毎朝悩まなくてよい生活は
想像以上に楽しいものですよ~。

ぜひそんな「理想のワードローブ」を実現したい方は
お気軽にご相談下さいね!

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