こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。
ミモレスカートが似合わない?それって本当にスカートのせい?
今年大流行中のミモレ丈スカート。
「ミモレ」とはフランス語で「mi-mollet」、 ふくらはぎの中央の、という意味です。
ただし、現状店頭で「ミモレスカート」として売っているスカートの丈は、膝下から足首より少し上までと、バリエーションが広がっています。
シルエットは、全体的にフレアですが、広がりが大きいものもあれば、比較的ボリューム少なめのものも。
さて、このミモレスカートに関してはパーソナルスタイリングをお申込になったお客様からの
「試着してみたけど似合わなかった」
というお悩みが後を絶ちません。
その原因を探ると様々あるのですが、一番多いのが、合わせるトップスの選び方が間違っている、というもの。
ミモレスカートが似合わないわけでは決してないのです。
photo by
AnnieAnniePancake
例えば、この画像。
ちょっと丈は短いですが、こんな感じのスカートを履くときって、このコーディネートのようにタイトなトップスを着てトップスの裾をスカートにINして着る人がほとんどだと思います。
しかしこの着方、ウエストのくびれがしっかりある人や、全体的に細身の体型の人には似合うんですが、
肩幅ががっちりしていて、ウエストのくびれがあまりない体型タイプの人には実は似合いづらいんです。
(フォースタイルの体型診断でいうと「V型」と「I型」の人にあたります。 体型診断はこちらでセルフチェックできますのでやってみてくださいね!)
このタイプの人は、タイトなトップスを着ると、余計に肩幅がたくましく見えます。
そしてウエストのくびれが少ないために裾をINしてもすっきり見えづらく、スカートのフレアでさらにボリュームUP・・・
結果的に、体型のがっちり感が強調されてしまい、スカートスタイルで表現したい女性らしさが出なくなってしまうんですよね。
正解は、ミモレスカートに合わせるトップスを「ゆるめ&ショート丈」にすること!
実は、昨日のパーソナルスタイリングのお客様もこのタイプ。
だから、ご自分で「スカートは似合わない」と思い込んでいらっしゃったけれど、でも似合うなら履いてみたい!とご希望でした。
そしてやってみたコーディネートがこちら。
腰骨より少し上くらいの丈ですとんと落ちる形のゆるめトップスを合わせると、こんな感じに。
裾をINしなくても、十分女性らしく大人っぽい コーディネートに仕上がっていますよね?
肩幅が腰に比べて広い人はこんな風に、ゆるめのトップスでカバーすると華奢な雰囲気が演出できるんですよ〜!
お客様にも「こんな着方初めてだけど、すごくしっくり来る!」と喜んで頂けました。
ちなみにこのアイテム、実はインナーとセットアップになっていて・・・
インナーの裾を出して着ると、パンツによく似合うチュニック風に着られるのでした。
トップスを選ぶときは、ミモレスカートにもパンツにも会うものを選べれば、着回し力も倍増しますよ!
ミモレスカートを試着してみてどうもぴんとこなかった・・・・という方はぜひ、トップスを見直してみて下さいね!
大人世代に必要なおしゃれの知識が学べる「服装心理lab.」
2024年2月は「 形からおしゃれを組み立てる」がテーマ!
大人のためのおしゃれの学び場「服装心理lab.」はおしゃれの”超”基本と服装心理学を学べる月額制サービス。
外見や環境が変化しておしゃれに悩みやすい40・50代が、テキストや動画でのレッスン、会員専用チャットで、今のあなたらしくおしゃれする方法や知識を学べます。
▲月1回のライブ配信ではこんな感じの講義でたっぷりおしゃれの勉強ができます!2024年2月のレッスンでは「形からおしゃれを組み立てる」がテーマ。
形は着心地や体型の見え方に関係があるのはもちろん、見た目の印象や、「今っぽく見えるかどうか」にも大きく影響します。 どんな視点で形を捉えると上手に服が選べるようになるのか、基礎から丁寧にお伝えしていきます。
服装心理lab.のご入会は以下のページから、「服装心理lab.ご入会・問い合わせ」をクリックして下さい。
ご入会はこちらから。「学び放題」プランを選べば過去の約200本のコンテンツが読み放題です!
こちらの記事もお薦め!
もう悩まない!体型タイプ別・本当に効く4大着やせテクニック
体型にぴったりのパンツの見つけ方
ゆるめシルエットが似合う体型タイプ