(社)日本服装心理学協会代表理事、スタイリスト久野梨沙が「1万人の男女へのファッションアドバイス経験から、見た目と心に効くノウハウ」を公開。自分に自信が持てるファッション、見た目で狙い通りの印象を伝えられる服装心理学、外見にも心にも似合う洋服の選び方・・・。お客様の心をつかめるスタイリストになりたい人にも。
おかげさまで10月下旬に無事出産し、ただいま新生児と格闘中!
パーソナルスタイリスト久野梨沙です。
来年1月中旬までがっつり産休いただくつもりでしたが、育児の合間に仕事をしてると良い気分転換になるということもあり、義両親や夫に甘えてちょこちょことパソコン仕事からスタートさせてもらっています。
産後初のメディア登場は、昨日の日本テレビ「ズームイン!!サタデー」。
「これ知ってました!?」というコーナーで、「ブラ袖」が見た目に与える心理的効果についてコメントしました。
まだ人前に出られる状態ではないので(笑)、メールでコメントを寄せただけですが・・・
レギュラー出演しているNHKラジオ「ごごラジ」でも先月解説しましたが、今季はどこか一部分が極端に大きかったり長かったりするシルエットが流行中。
その中で、袖だけが極端に長いトップスがヤング層を中心にブームになっていて、それが「ブラ袖」と呼ばれるものです。
まず単純に目新しい!
長らく「三首見せ」と言って首・手首・足首を見せるのが、着やせの王道としてお薦めされている着こなし方だったんですよね。
ですからトップスの袖もまくり上げることが多かったんです。
それが打って変わって手首が見えないどころか手も見えないほどのバランスになるわけですから、新鮮味はかなりあるというわけ。
それ以外の理由は、番組内の街頭インタビューで着ている子達も挙げていたこちらの理由。
実際の腕の長さよりも長い袖のトップスを着ることで全体をすらっと見せられる、という着やせ効果です。
またこれ以外に、腰の位置が高く見える=脚長効果も期待できると思います。
ブラ袖のトップスの裾をINすることで、低い位置にある袖口がウエストの高さを強調してくれるからです。
そして、「ブラ袖」だけでなくオーバーサイズの服全般に言えることですが、「小さい女性=守ってあげたいかわいらしさのある女性」という印象も演出可能。
体よりも大きいシルエットの服を着ることで、着る人の体を実際よりも小さく見せる錯視効果を活用するんです。
大人の女性としてはここまで極端な「ブラ袖」は取り入れづらくても、トップスを少しオーバーサイズにすることならチャレンジできるはず。
特に、「タイトフィットなトップスの方が着やせできる」という固定概念を持ってしまっている方はぜひ挑戦してみて下さいね!
・・・私は産前産後の体型激変期に流行っているのがオーバーサイズの服でほんっとーーに助かっております!
体型を元に戻す努力をする気になかなかなれないのが難点ですが(苦笑)。
わかりやすく応用が利く「ファッションの基本理論」を身につければ何歳からでもファッションセンスは磨けます!
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