プロフィール写真撮影のスタイリングのコツ

ここのところ、プロフィール写真撮影用
スタイリングのご依頼が相次いでいます。

春を迎え、心機一転WEBや名刺などに使っている
画像を新しくしようとする方、
震災を機に、起業や転職を志し
それに向けたプロフィール写真を撮影する方・・・
いろんな理由での撮影がありますが、
いずれにしても、人生の転機。
そんな記念すべき撮影に、
パーソナルスタイリストとして関わらせて頂くのは
とても嬉しいものです。

$パーソナルスタイリストrisaのファッションセラピー
撮影:肖像写真家タツ・オザワ氏

先日スタイリングを担当させて頂いた
ファイナンシャルプランナーのT様
「写真を見せるまではあまり前向きではなかった妻が、
一転、好評価でした(笑)
普段は割とセオリーどおりの服装でしたので、ここまで印象が変わることに
驚いています。」
という嬉しいご感想をいただきました。

ちなみに、上のコーディネートは、
高級感のあるイメージ。

$パーソナルスタイリストrisaのファッションセラピー
撮影:肖像写真家タツ・オザワ氏

こちらは、親しみやすいイメージを前面に。

$パーソナルスタイリストrisaのファッションセラピー

比較のために、以前使われていたプロフィール写真も
送って下さいました。
掲載をご許可いただきましたので、ご覧くださいませ。

新しい2枚の方が、実際お目にかかったときの
T様の優しい物腰や、
何でも相談したくなるような雰囲気が
よく表れていると感じます。

プロフィール写真では、
どんなイメージを与えたいか、また、
写真を見せるターゲットやその使用媒体によって
最適なスタイリングが異なります。

ただ、どんなプロフィール写真でも
必ず気をつけたいことは
「どの季節に見ても、違和感のないスタイリングにする」
ということ。

ごくごく基本なんですが、
意外と忘れがちなんですよね。

今は初夏なので、街に明るく涼しげな色があふれていますが
この色を秋冬に見ると、寒々しい印象になることがあるんです。

せっかく撮った写真が、どんな印象よりも先に
「季節外れ」
という印象を与えてしまっては台無しです。
プロフィール写真を撮るときは、注意したいものですね。

 

久野梨沙 Risa Hisano

スタイリスト・服装心理カウンセラー久野梨沙

(株)フォースタイル代表取締役、(社)日本服装心理学協会代表理事。

大手アパレルメーカーで年間売上総額60億円に上るアパレル商品を手掛けた経験と、 心理カウンセラーとしての知識を活かし、独自の「服装心理学に基づくパーソナルスタイリング」を生み出しました。
All Aboutファッションガイドなどファッションライター、セミナー講師としても活躍中。

プライベートでは2016年生まれの男児を育てる1児の母。

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