ファッションで人に伝えるということ

今日は「人に伝える」ということについて
ある方からとても大事な指摘を受けて、
改めてそのことを考えていました。

私は、「伝える」ということを
昔からとてもとても重視していて、

だからこそ、スタイリストでありながら
文章で情報発信することにも
こだわっています。

そんな私も、まだまだ甘いぞ、と
お客様からも教わることがあります。

宝石白宝石白宝石白宝石白

たとえば、うちには
多くの男性のお客様がいらっしゃいますが
その中には「色盲」の方も、
実はたくさんいらっしゃいます。

※正確には「色覚異常」と呼ばれる症状ですが、
それらの症状を持つお客様が
みなさんご自身で「色盲」とおっしゃるので、
このブログでは、かぎかっこをつけつつ、
この表現を使わせていただきます

スタイリングでは、は重要な要素。

でも、「色盲」の人たちは
ある特定の色の識別が困難です。

赤系と緑系の区別が困難だという症状が
最も多く、
その発生頻度はWikipedia によると
男性約22人に1人

(ちなみに、女性の発生頻度はぐっと落ち、
約600人に1人です)

しかし、うちにいらっしゃる「色盲」の
お客様は、それでも
色で自分を表現することにこだわります。

なぜなら、

相手に、自分を伝えたいから

自分がわからなくても、
相手に伝わればいいのです。

「おしゃれは自分のためにある」とは
よく言われる言葉ですし、
そういうファッションの楽しみ方が基本。

でも、真摯に、

相手に自分をわかってもらいたい一心で
ファッションを活用しようとするお客様の姿勢には
私も、ただただ頭が下がるばかりになってしまいます。

そして、そんな方々はみなさん決まって
スタイリングを見事に自分のものにして、
素晴らしい自己表現をされるのです。

私は本当にファッションバカだと思うほど
ファッションのことしかわからないのですが、
それでも、それが誰かの自己表現の役に立つのなら、
誰かの視覚を少しでも補うことが出来るのなら、
これほど嬉しいことはありません。

もし、自分の中に
どうしても他人に伝えたい何かがあるのであれば、
ファッションは、それを表現する
とても強力なツールになり得ます。

そして、まだ自分には他人に伝えたいことはないと

思い込んでいたとしても
必ず皆さんその「芽」クローバーは持っています。

今年も、その「芽」クローバーを育て、
花開くまでのお手伝いを丁寧にやっていこうと、
そんなことを改めて

しみじみ考えたのでした。

※なぜ今日のブログがこんなに熱いのかって
それはきっと今日が仕事始めだからです・・・笑



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久野梨沙 Risa Hisano

スタイリスト・服装心理カウンセラー久野梨沙

(株)フォースタイル代表取締役、(社)日本服装心理学協会代表理事。

大手アパレルメーカーで年間売上総額60億円に上るアパレル商品を手掛けた経験と、 心理カウンセラーとしての知識を活かし、独自の「服装心理学に基づくパーソナルスタイリング」を生み出しました。
All Aboutファッションガイドなどファッションライター、セミナー講師としても活躍中。

プライベートでは2016年生まれの男児を育てる1児の母。

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