3月11日以降、情報収集に関して
Twitterに頼る割合が増えた
という人は多いでしょう。
地震が来たかどうかだけ知るなら、
NHKのニュース速報を待つより
Twitterのタイムラインに「揺れた!」という
つぶやきがあるかどうかを確認する方がよほど速い。
情報の速度だけで考えれば、
Twitterはとても優秀なのですが、
その反面、
デマが回りやすかったり
誤解を生みやすかったりするツールであることも
よくわかってきました。
その要因の一つに、
Twitterが140文字のメディアである
ということが挙げられるでしょう。
140文字では、やはり
込み入った事情や背景までを
説明することは不可能ですし、
センセーショナルな言葉だけが一人歩きもしがちです。
例えば、3月末に
「東電が国に福島原発の7・8号機増設計画を
今さら提出した!」

というニュースがTwitterで駆け巡りました。
それは、webニュースの見出しだけが
ツイートされたものでした。
そのツイートを読んだとき、私は
「こんな事故が起こっている最中に増設計画なんて
いくらなんでもあり得ないから、何か理由があるはず・・・」
と思いました。
そこで、一次情報(この場合は、新聞の本文)をあたってみると
「建設計画の提出期限が3月末というのが決まりで、
震災前から立案していた建設計画を
変更する時間が無かったため
仕方なくそのまま提出した」といういきさつがわかったのでした。
でも、Twitterやニュースの見出しでは
そんないきさつまでは触れる余地もありませんから、
端的に「増設計画を提出した」ということだけが
駆け巡ってしまうわけです。
そして、この見出し自体、
誤情報ではありませんから
なんとも打ち消しづらいのですよね。
とまぁ、挙げた例は幾分シリアスすぎましたが
これに似たようなことは、
個人レベルで、すでにたくさん起こっているでしょう。
曖昧な情報発信をしてしまった結果、
違った風に相手に受け取られ、
その情報が一人歩きしてしまい
損をしてしまう、といったようなことは・・・
これから、個人や企業が
誤解を受けないようにするためには
「要約に耐えうる行動・情報発信を心がける」
ことしかありません。
曖昧な言い回しではなく、
誰が要約しても同じ意味になるような発言をする。
どこを切り取られても
胸を張っていられる行動を心がける。
もちろん、どんなに心がけていても、
誤解や非難を完全に避けることはできません。
でも、少なくとも、全く意識していないよりは
ずっと正確な情報発信や健全な行動ができるのではないか、
と思うのです。
そして、発言の内容だけでなく
話し方、立ち居振る舞い、表情、そして、もちろん服装・・・
そういった「一瞬で伝わる情報」をもフル活用して、
自分の思いや理念を伝えようとする努力が必要だ、と
改めて実感しています。
外見、たとえばプロフィール写真を使った発信は
言葉と違って「要約」されようがないというのも
自分の思いを伝えるツールとしては、
大きなメリットなのではないでしょうか。
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