「ほぼ日」こと「ほぼ日刊イトイ新聞」は、
前からこのブログでもちょこちょこ紹介しているとおり
私の好きなサイトです。

こんな状況下では特に、
変わらぬコンテンツを配信してくれることが
毎日の安らぎにもつながっています。

その中でも私の好きなコンテンツが

おいしい店とのつきあい方。

というコラムで
外食産業のコンサルタントであるサカキシンイチロウ氏が、
素敵なレストランとの付き合い方について綴っているコラムです。

その文章のリズム感や表現の品の良さも好きなのですが、
何より、「最高のおもてなしとは何か」

書かれているところが魅力。

最近では、

「富豪の心をつかんだレストラン」について
綴られているのですが、
その中での以下の部分に、とても共感しました。

「○○さま、それではこちらへどうぞ」。


そしてそのとき、はじめて支配人は
富豪氏の名前を口にした。

もし彼が、静かなテーブルを選んでいたらその名前は一晩、
口に出されることはなかったのでしょう。

お客様の名前を大きな声で呼ぶことがサービスと、
ただそう考える店は信用おけぬ店。
お客様の大切な名前を、
大切に扱う礼節をしったお店は分別のある大人のお店。

女性2人と筆者と富豪氏の4人で訪れた際、
レストランの支配人が用意したのは
人目につかないけれどサービスもしづらい席と、
スタッフがいつでも目を配れるが人目につく席の2種類。

そのうち、人目につく明るい席を
ホストである富豪氏が選んだ・・・・・・という後に続く部分です。

もし静かな席を選んだのであれば、
この会食は秘密裏に行われているものであるということ。

にもかかわらず、接客中に富豪氏の名前を呼んでしまえば
その会食が知られたくない誰かに知られる可能性もあり、危険です。

つまり、
「お客様の名前を呼んでもてなしましょう」

というサービスマニュアルは
いつ何時でも通用するものではないということ。

本当に喜ばれる接客というのは、

その状況に応じて、
いかにフレキシブルに動けるか

で決まるということが
よくわかる部分です。

弊社でも、お客様に単にスタイリングをするだけでなく、
その一歩上のサービスを、と
スタイリストには常に指導しています。

心理学を取り入れた、より深いカウンセリングはもちろんですが
接客サービスもその一環です。

たとえば、お客様によって、スタイリストとお買い物していることを
誰にも知られない方が良い場合、というのもあります。

その場合、スタイリストは秘書のフリをしたり、
家族や知人、部下のフリをしたり・・・

もちろん、その際には、
上のコラムで語られているように
人前でお客様の名前を呼ぶこともありません。

そんな風に、ケースバイケースで最善の動きができる
スタイリストを育て上げるには時間もかかりますし、
1人の講師に対して何人ものスタイリスト候補がいて理論だけ教える・・・
という形式ではとうてい不可能です。

ですから弊社では、求めるサービスレベルに達するまで
マンツーマンで、びしびし鍛え上げています。

最近は、外資系企業からのご依頼で、
こういった弊社のサービスに基づいた研修
外国人スタッフの方にご提供する機会も増えています。

内容は、小売店でのスタイリング研修
美容系サロンのカウンセリング研修など様々ですが

そのとき痛感するのは、日本人の「おもてなし」スキルの高さ。

たとえ、特別な教育を受けていない人でも
どういうことが「おもてなし」と呼べるのか、
わかるだけでもすごいことなのです。

このことから、当然国内の企業同士では
「おもてなし」におけるハイレベルな競争が起こるわけですが、
このスキルを、輸出すれば、
いろいろな国に喜んでもらえそうな気がします。

今は、震災、原発などマイナスなことで注目されてしまっている日本ですが
その復興のきっかけとして

「おもてなし」の考えの輸出・普及

を掲げてもいいのでは、と思っています。

そのときには、真っ先にお手伝いができるよう
日々、精進。

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