SNSやテレビでは知ることの出来ない「服選びのルール」

こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。

SNSやテレビでは知ることの出来ない「服選びのルール」

テレビや雑誌、ラジオなどメディアからの取材依頼は多数ありますが、その大半はお断りするか、企画段階でポシャってしまいます。

実は先日も、以前にも出演したことのあるゴールデンタイムのバラエティからの取材企画がなくなってしまいました。

 

なぜなのか。

理由は実はわかってます、わかってるんです。

私がメディア受けするわかりやすさに、魂売れないからなんですよねぇ…

 

メディアからの取材依頼は、最近はほとんどが似合うアイテムの選び方

このアイテムがパンツだったりTシャツだったり帽子だったり、その季節やトレンドによって色々変わるくらいです。

 

で、メディアでやるからには、この似合うものを見極める方法というのがとにかく簡単じゃなきゃいけないんです。

テレビやラジオであれば、ディレクターさんから何度も何度もこう言われます。

 

「とにかく視聴者(リスナー)の方、誰でもわかるような方法でお願いします」

 

って。

 

雑誌も同じですね。

「これを読んだらすぐに実践できる方法で!」って。

 

でもねー、そんな単純じゃないんですよねぇ。

 

例えば、似合うアイテムを知る方法を単純化するときよくやるのが、体を部位別に考えるというのがありまして。

帽子であれば、顔が近いから顔パーツ診断で見極めようとか、下半身であれば下半身の体型をいくつかのタイプに分類しようとか、そういう感じですね。

 

でもね。

部位別に診断を使い分けるということはつまり、全身のまとまりやバランスは無視するってこととほぼ同義です。

極端な話、頭が大きめ&体が華奢でつば広の帽子を被るとバランスが崩れてしまう人がいたとして、でもその人の顔のパーツには曲線的なパーツが多い場合、顔だけで似合う帽子を診断すればきっと「つば広の女優帽はお薦め」って結果になるんです。

 

これなら確かにすぐ実践できる。

でも、実践した瞬間わかりますけどね。

「いや、これ、似合ってないだろ」って。

 

実践しやすさやわかりやすさ、キャッチーさと引き換えに、正確さを犠牲にするのはどうなんだ???

そんなんじゃ、実践できたところで無意味だろう!

と思ってしまい、どーーーーしても、そういった企画には乗れないわけです。

自分でもお堅すぎるのではないかとも思いますがね・・・

 

(そういう意味では、先日出演したEテレさんの番組なんかは、複雑なものを変に単純化しようとせず、複雑なままで視聴者の皆さんにも楽しめるようにしてくださった希有な番組でした・・・ありがたかった・・・)

SNSやテレビでは知ることの出来ない「服選びのルール」

 

 

似合う服を選ぶためには、パーツ毎に診断を使い分けるのではなく、自分の体の中で個性や癖が強いのはどこか、全体的な傾向を捉えることの方が重要です。

 

例えば顔に似合うものと体型に似合うもの、診断結果は全然逆方向示してても、

「顔は実はニュートラルに近い。でも体型はA型ど真ん中!」

だったらデザインが顔に似合うかはほぼ無視していいんです。

 

パーソナルカラー診断 でサロンごとに結果が違ってジプシーしちゃう人の中にも、似合わない色が少ないタイプは多いです。

こういう人は細分化されたカラー診断に自分をはめ込んでもあんまりメリットないんですよね。

体型か、顔か、はたまた生活環境か。

パーソナルカラー以外の、別の基準で服を選んだ方が絞り込みやすいはず。

 

でも、「全身を客観的に見る」「複数の診断を総合して考える」って難易度高いです。

 

似合う服を知りたくて診断受けている人も、診断毎に違うサロンに行っちゃうケース多いですよね。

その方がお手軽価格のサロン選べるのかも知れないけれど、その分、診断を総合してプロに判断してもらえる機会を失っていることは、頭の片隅に入れておくといいかもしれない。

 

各サロンでパーツ毎に細かな診断を受けた結果、細かな差異にとらわれてしまって、まるで森に迷い込んで出れなくなってしまっているような人を、Twitterでもよく見かけます。

まさに「木を見て森を見ず」。

似合う服を選ぶには自分という「森」を俯瞰で見ることがとっても大切なんですけど、それにはナビゲーターが欠かせないんですよね。じゃないと迷っちゃいます。

 

なので、うちがやっているセルフコーディネートレッスンでは、似合う服に関する診断をフルコースで受けて頂いた上で、それらの診断を総合して考える方法や、さらに、好きな服と似合う服をどんな風に融合していくかまで考える練習を積めるようなカリキュラムにしています。

 

今って、単純に1つの診断を受けるか、もしくはプロを養成するような診断を学ぶか、選択肢が両極端になってしまっていますよね。

「プロを目指しているわけじゃないから、他者に診断できるようになるほどのカリキュラムはいらない。でも自分に似合うものは自分で選べるような勉強がしたい」

っていう人が勉強できるところがほとんど無いんです。

 

自分に似合う服を、もっと幅広く、そしてもっと深く掘り下げて知りたいという方には本当にお薦めできるレッスンです。

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