こんばんは!
パーソナルスタイリスト・服装心理カウンセラーの久野梨沙(@RisaHisano)です。
ファッションで人の心を知り、動かす「服装心理学®」を活用した個人向けスタイリングやスタイリスト育成、講演活動などを行っています。

 

秋物のパーソナルスタイリングのピークが始まりました。
これから年末まで、毎日のように
お客様とのカウンセリング、お買物同行が続きます。

特にこの時期によく聞かれる質問として、

「春の服と秋の服って、区別した方がいいんですか?」

というものがあります。

確かに、今店頭を見てみると
透ける素材や薄手のニットなど、
ぱっと見ただけでは
春物と区別がつかないものも多くあります。

月別の平均気温を見てみると、
東京では

4月と11月がほぼ同じ
5月と10月がほぼ同じ

というデータ。

「気温に合わせる」ということだけ考えれば
4月と11月、そして5月と10月は
全く同じファッションでも支障はないわけです。

でも、四季がはっきりしている日本では
古来から、季節に合わせて装いを変える文化でしたから
気温だけ考えてファッションを決める・・・というのでは
ちょっと浮いてしまいます。

例えば、10月に半袖・ショートパンツで歩いている
外国人を見かけるとぎょっとしたり。
(気温的には5月と同じなんですから
おかしな格好ではないんですけどね)

だから、春物と秋物を分けようとするわけですが
全部が全部区別するのも、ちょっと非効率。

そこで、以下のようなアイテムは
「春秋共通アイテム」として兼用すると
洋服の枚数も最小限で済みますし
衣替えもぐっと楽になります。

・表面の毛羽立ちがないアイテム
・白、黒、ベージュ、紺といった季節感のない色
・季節感のあるプリントや柄が入っていないアイテム

そして、上記のような「春秋共通アイテム」に、
春なら春らしさを感じさせるアイテム
秋なら秋らしさを感じさせるアイテム
それぞれ組み合わせれば、季節感のあるファッションのできあがり!

春なら
・パステルカラー
・花柄など、季節感のあるアイテム
・軽やかな足元(サンダル、明るい色のパンプスなど)

秋なら
・深みのあるカラー
・表面に起毛感のあるアイテム
・温かみのある足元(ブーツ、濃い色のレッグウェアなど)

といったアイテムを組み合わせればOK。

この考え方でいくと、年間通じたワードローブは

①春秋共通アイテム
②春夏アイテム
③秋冬アイテム

の3種類に分けられ、枚数比率としては上から

2:1:1

程度が適正ではないかと思います。

衣替えの際は、②と③を入れ替えるだけですから
だいぶ楽になるのでは?

こういった年間通してのワードローブ管理を
ご提供していると
「そんなにたくさん買い物しなくても
おしゃれってできるんですね~」
という声をいただきます。

そんな声を励みに、これからの繁忙期もがんばり抜けるわけですっ!

自分だけの、自分に似合う「春秋ファッション」を知りたくありませんか?

毎年、季節が変わる度に
「着るものがない!」「去年何着ていたっけ・・・?」
ため息をついているあなた。

そろそろ、季節やトレンドの変化に左右されず、
自分に似合って、アレンジの効く「春秋ファッション」の方向性を固めて
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