婦人服の消費が好調な、景気以外の3つの要因


ロイターのサイトに掲載されていた以下の記事が話題になっています。

アングル:高額品から婦人衣料へ、広がり始めた国内消費 | Reuters

株高による資産効果で高額品に顕著だった国内消費の動きが、ここに来て婦人服を中心とした衣料品にも広がり始めた。消費者の関心が価格からファッション性に移行し、着回しには適さないような派手な色柄物が売れる傾向にあるという。(冒頭引用)

さて、私はほぼ毎日、お客様のお買物に同行して
パーソナルスタイリングをご提供しているわけですが、
そのときのお客様の心理をヒアリングしていると、
まだまだ景気の改善を感じている段階ではないなー、と思うのです。

そこで、私がパーソナルスタイリングのお客様の
お買物の傾向とヒアリングから感じた、
今春の婦人服好調の要因を挙げてみます。

1.暖かくなるのが早かった

アパレルメーカー時代には、「売上の良し悪しを天気のせいにするな!」と叱られたものですが、
やっぱり、最大にして最強の要因ですよ、天候は。

早く暖かくなったために昨年同月に比べて売上が上がった
という理由は外せないと思います。
(もちろん、上記の記事でも気温の要因には触れられています)

うちのパーソナルスタイリングのサービスにも、
「急に暖かくなって着る物がない!」と、
慌てて駆け込みのご予約がとても多かったです。

2.トレンドアイテムが「タンス在庫」にないものだった

消費者のタンスの中にあるアイテムを「タンス在庫」と呼びます。
物があふれている昨今、消費者のタンス在庫はかなり豊富。
商品が売れるかどうかは、タンス在庫にない商品を作れるかどうかにかかっています。

そういう意味では、今年のトレンドは、まさに「タンス在庫にない」アイテムが豊作でした。

例年の春であればパステルカラーのオンパレードだったところを、
今年はワントーン鮮やかなビタミンカラー・ネオンカラーがたっぷり。

カラートーンのバリエーションが豊富だったので、
パステルカラーが似合いづらい肌色のお客様にも
お勧めできる色がたくさんありました。

また、春恒例の小花柄ではなく、写実的なボタニカル柄のトレンドも新鮮。

こういったものをお客様にお勧めするとほとんどの方が
「こういう色(柄)は全く持っていないから、買ってもいいかな」
という反応をなさいました。

3.消費者のファッションスキルが上がっている

冒頭に上げた記事の中で、
「着回しには適さないような派手な色柄物」という文言がありましたが
派手な色柄ものが、必ずしも着まわしに適さないわけではありません

様々な色が入った柄の方が、
かえって様々な色と組み合わせがしやすく着回しが効く、
ということはよくあります。

このことを知っているお客様、
そして派手な色柄ものを上手に着こなせるお客様が増えたことも、
今季のトレンドを後押しする要因になっていると感じます。

考えてもみれば、一昔前に比べて、
コーディネートテクニックの情報を得る機会は格段に増えています。
消費者のコーディネート力が上がって、
アイテム選びの基準が変わるのは当然です。

この流れは今後も加速していくでしょうから、
我々、個人の方にスタイリングを提供する職業の者は
特に気を引き締めてかからねば、と思うのです。
(ますます濃ゆい提案ができそうで、それはそれで楽しみですが・・・むふふ)

そんなわけで、
景気が上向くのはとってもよいことなのですが、
今季の婦人服好調の原因は
アパレルメーカー各社の仕掛け・バイイングの勝利
なんじゃないかなーと思います。

多種多様な色・柄・デザインを用意して下さったおかげで、
私もお客様に様々なスタイリング提案ができて、
本当に今季は助かっております!!!

 

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